今週のお題「マイベスト家電」
我が家のベスト家電は「食洗機」
便利さはもちろんのこと
これを導入することで
我が家の価値観に新しい柱ができた
人生で一番高い買い物の記事で書いたが
我が家は新築マンションを購入した
いずれアマン京都4部作を超える長文で
語り尽くしたいけど
今回は割愛
マンション購入の際
私もダンナも転職して1年くらいだったし
ダンナは若かったし(私の方が年上)
給料も少なくて
ローンの審査が大変だった
少しでも安く買いたい気持ちあるけど
欲しいマンションは決まっていて
そこは譲れない
そのマンションは当時としては高級で
設備もそれなりに整っていた
床暖房も食洗機も標準装備
要らないと言っても付いてくる
床暖房は前の分譲賃貸でも付いていて
冬に重宝していたのでありがたい
食洗機はまだ未知の家電
洗い物はダンナが担当だし
食器もそんな多くないし
別に要らないかな
それより
お風呂のドアを透明ガラスにしたいし
リビングをダウンライトにしたいし
コンセント増設したいし
換気扇のフィルターをええやつにしたいし
有料のオプションで叶えたいことが
色々とあった
担当者に食洗機は要らないので
その分を(本当は値引きして欲しいけど)他のオプションの価格に充当出来ないですか?
とお願いしてみたが
ダメだった
有料のオプションを決めるときに
予算の都合で思い通りにならなくて
「食洗機いらんのに」と愚痴っていた
引っ越してみて
しばらくは扱いに困った
サービスで食洗機用洗剤が1袋付いていたので
試しに使ってみるかとなった
もし洗剤が付いてなかったら
わざわざ買うことはしなかったとだろうし
食洗機は「手洗いした食器を乾かすカゴ」になっていたと思う
説明書を見ながら食器を収めていくけど
うまく食器が収まらない
傾いたり重なったりするし
思ってるより食器が入らない
パズルみたいで時間がかかる
絶対に手洗いの方が早いと思った
でもサービスで付いていた洗剤が勿体無いから
この一袋を使い切るまでは食洗機を使おうと
ドケチ根性で使い続けた
2週間くらいすると
不思議と慣れてきた
以前は食器がうまく収まらず
出したり入れたりして
手が汚れることも多かったが
お皿はココ
お茶碗はココと置き場所が決まってきた
そもそも食器のバリエーションが少ないってことも
あるのかもしれない
パズルも慣れると簡単
すぐに完成クリア
1ヶ月で洗剤を使い切って
すぐに新しい洗剤を購入した
あんなに要らないから値引きして欲しいと思っていたけど
今なら有料オプションでも絶対に付ける
手洗いで十分と思っていたけど
食洗機の方がキレイに洗えるし
終わったら乾いているので
すぐに片づけられる
食器を収めるのに時間がかかるのは最初だけ
2週間もすれば慣れる
食器洗なんて簡単で
ずっとやってきたのだから
別に手間と感じたことないしと思っていたけど
それがなくなった時にびっくりするほど軽くなった
食洗機って誰もが知ってる家電で
そこそこ普及してるし
使い方もイメージできて
情報が溢れているけど
でもその機械のポテンシャルというか
未知の機能が自分の生活に与える影響は
実際に使ってみないと分からないと実感した
あっても使わないだろうなと思う機能は
もしかすると必要不可欠かもしれない
自分の感覚とか予想って
アテにならないこともある
新しい機能は
使ってみないと自分の生活に必要かどうか分からない
我が家ではこれを「食洗機理論」とよんでいる
食洗機理論のおかげで
ドラム式洗濯機を導入し
洗濯物を干す作業から解放された
(これについてもまた書こうと思っている)
洗濯物を干すのなんて10分くらいだし
浴室乾燥で全然イケてるしと思っていたけど
今では手放せない
ルンバも導入した
以前はダンナが出勤前に掃除機をかけていたけど
ルンバにお任せしている
椅子を上げるのが面倒とか言われるけど
2週間もすれば
椅子を上げるのが当たり前で
掃除機をかけないのが当たり前になった
購入したマンションに食洗機が付いてなかったら
今も食洗機を使っていないと思うし
洗濯物を干していたと思うし
ダンナが掃除機をかけていたと思う
食洗機は我が家にとって
食器洗いから解放してくれた便利家電であるのはもちろん
使ってみないと便利さは分からないという
大事なことを教えてくれた先生だと思っている